昨年末から個別にスキルチェック試験をしています。
中には「え〜😩」という声を上げる子もいますが、
ちゃんと聞いている証拠。えらいぞ。
・一体自分(たち)は今から何をチェックされるのか
・何ができればいいのか
・できた時はどう評価されるのか
・できない時にどう評価されるのか
こんな内容について教えておきます。
大体こんな感じのことを目の前でホワイトボードに書きながら説明します。
ほぼ毎日同じ説明をするので、紙に印刷して配布するなりすれば早いのですが、
目の前で文字や図形、矢印が描かれていき、流れを耳と目で確認させるという、
このひと手間が多分大事です。
そんな気がします😷
あと、点数やスコアは今回評価しないと伝えた点も良かったかもしれません。
スコアが出せる子にとっては不利に働きそうですが、
そういう子にはささっとクリアできた達成感のあとに、
これまた一味違う課題を出します。
とはいえ「チェック〜評価」の流れは大事なので個別にその時間を作ります。
それだけで終わらせずに、さらに良くなるにはどうしたらいいかを
一緒に考えて次回の課題として保存します。
スコアが出せない子も「出来ないことを低評価されない」状態で、
たくさん挑戦してもらいます。
同じ事を繰り返すのでスローペースな子でも30分もやれば
さっきまでの自分はほぼ全員超えられます。
進みたくない!というタイプの子でなければ
このレベルの子でも大体できたら次の課題に進ませます。
そのおかげか色々な特性を持った子も含めて、どの子も嫌がらずに試験に
挑戦できています。
細かい点はちょっと書き切れないので割愛します。
手が届きそうで届かないかもしれないけど、
なんかちょっと届きそう、というムズムズしたレベルを
同じ課題で個別に調整するようにしています。
結構むずかしいですけど、そういうのが得意というか好きです。
もうちょっと言うと子供達のことを普段からちゃんと個別に
愛していて、子供達の声や表情に目や耳を傾けてないといかんです。
他にもうちではこういうやり方をやってみたよっていうのが
あればぜひとも教えていただきたいです。
・・・とはいっても僕にも手応えがある時とない時があります。
人に教えるということはとても難しいし、奥が深いですね。
そして、何よりもシンプルなものだとも思っています。
意外と「全ての答えは子供たちが知っている」かもしれません。
子供達に成長させてもらいながら、子供達を成長させていくという
お互いにwin-winな関係が作れているような気がします。
出来ない事を知るのはいいこと。
出来ないのは当たり前。
先生の話を覚えられないのも当たり前。
だって人間なんだもの。
そりゃそうでしょ。
それを踏まえて、人の話を聞いてみる。
それを踏まえて、出来そうで出来ないことに繰り返し挑んでみる。
そのうち、
「あれ?意外と簡単だぞ。俺(私)って意外と出来るやん。。。」
なんて思う瞬間が来るわけですよ。
子供らにはこれを積み重ねていってほしいなー。
なんて思ってます。
雨でも晴れでも今日も1日、頑張りましょうね😄
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