そもそもモラトリアムとは何なのか
「モラトリアム」は、通常、社会に羽ばたくまでの青年期までに確立していくアイデンティティ(自分とは何か)を模索する期間を指します。
モラトリアムはアイデンティティを確立するために経験していく期間のことを指すと言えます。
モラトリアムは獲得するもの?習得するもの?
「モラトリアム」は「獲得する」ものというより、「経験する」または「直面する」ものとして使われることが多いです。例えば、青年期において自分のアイデンティティを確立するための、成長の一部として経験するものと言えます。
モラトリアムを経験しないまま大人になっていくとどうなりますか
モラトリアムを経験しないまま大人になることには、いくつかの影響が考えられます。
いくつか例を挙げてみますので、しっかりと考えてみましょう。
すでにこれを読んでいる方は大人である場合(保護者様など)は、
ご自身の今の状態と幼少時代から経験してきたことなどを照らし合わせて考えてみてください。
- アイデンティティの不確立
モラトリアムは、自己のアイデンティティや価値観を探索し、確立するための重要な期間です。
これを経験しないと、自己のアイデンティティが曖昧なまま大人になる可能性があります。
これにより、自己理解や自信が不足することがあります。 - 決断力の欠如
モラトリアム期間中に様々な選択肢を試し、失敗や成功を経験することが、決断力を養うのに役立ちます。
この経験が不足すると、将来の重要な決断に対する自信が欠け、迷いやすくなることがあります。 - ストレスや不安の増加
モラトリアムは、自分の人生の方向性を見つけるための試行錯誤の期間でもあります。
これを経ずに大人になると、後に未解決の自己探索の問題が表面化し、ストレスや不安を引き起こすことがあります。 - 人間関係の問題
自己理解が不足していると、人間関係においても不安定さが生じることがあります。
自分の価値観や目標が明確でないと、他者との関係において一貫性を持つことが難しくなります。 - 職業選択の難しさ
モラトリアム期間中に様々な職業や興味を試すことで、自分に適したキャリアを見つける助けとなります。
これを経験しないと、自分にとって最適な職業選択が難しくなり、仕事への満足感が低下する可能性があります。
もちろん、すべての人が同じようにモラトリアムを経験するわけではなく、その影響も個人によって異なります。
しかし、自己探索と成長の期間を持つことは、健全な発達と満足のいく人生を築く上で重要な役割を果たします。
デジタル教育で、モラトリアムを経験させるための効果的な教育カリキュラムとは
モラトリアムを経験するために最適な教育カリキュラムは、自己探索と多様な経験を通じて個人の成長を促す要素を組み合わせたものです。
以下のカリキュラムは、スマイルコードの「ライフステージコーチング」において、
実際に取り組んでいることであり、
こども自身が自己理解を深め、自己発見のプロセスを支援するための最適なものです。
1. プロジェクトベース学習 (PBL)
学生がチームで現実世界の問題に取り組むプロジェクトを設けます。
例えば、環境問題の解決策を考えるプロジェクトや地域社会への貢献活動など。これにより、実社会での問題解決能力を養うと同時に、自己の興味や能力を探ることができます。
2. 多様な選択科目
幅広い分野の選択科目を提供し、学生が自分の興味や強みを発見できるようにします。
例えば、アート、音楽、プログラミング、ビジネス、科学、文学など、多岐にわたる科目を用意します。
3. 自己反省と目標設定のセッション
定期的に自己反省を行い、今後の目標を設定する時間を設けます。
これにより、学生は自分の成長を客観的に見つめ、次のステップを計画することができます。
4. メンタリングとコーチングプログラム
経験豊富なメンターやコーチによる個別指導を提供します。
学生が自己の進路やキャリアについて相談し、アドバイスを受けることで、自己探索を深めることができます。
5. インターンシップや実地体験
仮想環境や実際の職場でのインターンシップを提供し、学生がさまざまな職業や業務を経験できるようにします。
これにより、実社会でのスキルや興味を確認する機会が得られます。
6. クリティカルシンキングとディスカッション
クリティカルシンキングの訓練を行い、学生が自身の考えや意見を形成し、それを他者と共有・討論する機会を設けます。これにより、自分自身の価値観や信念を深く理解することができます。
7. 創造性を促す活動
アート、音楽、文学などのクリエイティブな活動を奨励し、学生が自己表現を通じて自己探索を行えるようにします。
8. パーソナライズド学習
学生個々の興味や進度に合わせた学習プランを提供し、各自のペースで学び、成長することができる環境を整えます。
9. リフレクションジャーナル
学生が日々の学習や経験を振り返り、記録するためのリフレクションジャーナルを用意します。
これにより、自己理解が深まり、モラトリアム期間中の経験を整理できます。
10. サービスラーニング
地域社会でのボランティア活動や社会貢献活動をカリキュラムに組み込みます。
これにより、他者との関わりを通じて自己理解を深めることができます。
これらの要素を組み合わせた教育カリキュラムを通じて、学生は多様な経験を積み、自己探索を深め、モラトリアムを効果的に経験することができます。
スマイルコードではこども一人一人のもつライフステージを元にした個別指導を行なっています。
たくさんの声をいただいています。
その一部をご紹介いたします。
みんなの声
「他の習い事では心を開けなかった子が、ここ(スマイルコード)に来るととても楽しそうで驚いた。」
「学校では他の子と共同作業ができずに諦めていたのですが、この教室に来てコミュニケーションのトレーニングを行なっていただいたら最初はストレスからか家に帰るとイライラしていましたが、数ヶ月後には共同作業だけでなく、みんなの前で自分の意見を堂々と言っているのを実際に見て驚いた。不思議でならない。今では学校も普通級に入って自ら部活も頑張ると言って励んでいます。」
「ここ(スマイルコード)は、まず自分を認めてくれるのが嬉しいみたいで、わがまますぎて注意されることもあると思いますし、他の子に迷惑をかけることもあったみたいで申し訳ない。でも毎回楽しみに通っている中で、自ら手伝いをしたいと言ったり、何かに挑戦することや面倒臭いことから逃げなくなった感じがします。」
「学校であった悲しいことを先生がしっかりと受け止めてくれて、しっかりと向き合って話を聞いてくれて本人もとても先生を信頼しているようです。先生に会いにいくのが楽しみになっているみたいです。」
「国語の成績がとにかく良くなりました。」
「手洗いをする癖がつき、椅子に座っている時の姿勢が良くなった。」
「何かあっても絶対に自分から謝らない子だったけど、自分から代替案を出しながら謝れるようになって驚いた。」
「タイピングが学校で一番上手だったようで自信が付いたのはよかった。周りより上手すぎて少し調子に乗らないか心配なくらいです笑」
「物事を見る視点が少し変わった気がする」
「とにかく楽しいみたいで毎日行きたいと言っていて困っています」
「学校には行きたがらないけど、ここには行きたがる」
スマイルコードで無料体験をしてみてください
他のプログラミング教室も全部回ったけど、ここが一番良かった。
と言っていただけることが結構多くて嬉しいです。
それはなぜか?・・・を実際に体験しに来てください!
無料体験のお申し込みはお電話かWEBからお申し込みください^^