朝の新聞配達員

新聞配達イメージ

こんにちは。
SmileCode(スマイルコード)の徳増です。

実は私、朝の新聞配達のアルバイトをしています。

道を覚えるのが苦手な上、方向音痴で、いまだに市内で迷子になってしまうことも…(泣)
さらに、早起きも得意ではありません。

うーん、苦手なことばかりが仕事内容に直結しているようなバイトですが、なぜこの歳でアルバイトを始めたのか?

もちろんお金が欲しいという理由もありますが、一番の目的は別にあります。

リーダーになると、自分が一番上の立場になってしまい、なかなか意見を言ってくれる人がいなくなります。ミスをしても指摘されないなんてことも増えました。

そこで、あえて自分を「一番下」からやり直し、新入社員のような目線に立ち直したかったのです。

上司がいて、先輩がいて、仕事を教わり、ミスをしないように注意し、褒められたり、叱られたりする。
そんな経験をもう一度してみたいという気持ちが、本音でした。

私が働いている新聞店の店長は、まさに理想の上司と言っていいほど優しく、指導やサポートを手厚く行ってくれます。
そのおかげで、今では一人でルートを回れるようになりました。
すべては、この店長が作ってくれた指導の流れとフォローのおかげです。

さらに、先輩もとても優しくて、いろいろと気にかけて声をかけてくれたり、ルートを一緒に回っているときも丁寧に説明してくれました。

そうしているうちに「このお店のために働きたい」という気持ちが自然と芽生えてきたんです。

なるほど。
自分が「部下」になって初めて見えてくる景色がある。これが、普段うちの教室でアルバイトしているみんなが見ている景色なのか、と気づかされました。

新聞店の店長の立ち回りは、私にとってとても参考になりました。

常に俯瞰して物事を見るよう心がけてはいますが、自分をいろいろな場に置いて、五感で素直に感じ取ったことを自身の成長に活かす――
そんな生き方ができている今、人生がとても楽しいと感じています。