こんにちは、SmileCodeの徳増です。
今回は「コミュニケーションにおいてはじめに大切なこと」についてお話しします。
簡単に言えば、会話の冒頭で否定しないことがとても重要です。
否定から始まる会話の影響
例えば、会話中に以下のような返答を聞いたことはありませんか?
- 「いやだ」
- 「無理」
- 「そうじゃなくて」
- 「違う違う、そうじゃなくて…」
これらの言葉を使った本人には悪気がなくても、言われた側は「否定された」と感じてしまうことがあります。
その結果…
- 会話の流れが滞る
- 人間関係に溝ができる
このようなリスクが生じることがあります。特に意識せず話していると、つい否定的な言葉を使ってしまいがちです。
SmileCodeの「コミュトレ」での練習法
当教室の「コミュトレ」では、否定しないコミュニケーションを学ぶためにペアで練習を行っています。
見本を示すステップ
- インストラクターと子どもでペアを組む
- まずインストラクターが「今日、お昼ご飯を食べたら公園で遊ぼう」と誘います。
- 否定の練習
- 子どもは「無理」や「やだ」とあえて否定的な返答をします(事前に納得してもらった上で)。
トレーニングとはいえ、否定されると意外に心に刺さるものです。
この体験を通じて、否定が相手にどのような影響を与えるかを学んでもらいます。
否定しない伝え方を考える
次のステップでは、否定を避けた伝え方を考える練習を行います。
例:代替案を含む返答
- 「公園楽しそうだね。でも今日は予定が入っているから、また今度誘ってね。」
このような返答ができると、相手を否定せずに自分の意見を伝えられます。
アドリブで考える
セリフは子ども自身に考えてもらう方が効果的です。うまくできなくてもOKという前提で、再びペアで練習をします。
もし、言い方がうまくいかなかった場合でも:
- 「言い方が悪かったね。ごめんね。」
と伝えれば、コミュニケーションを続けられます。
SmileCodeが大切にしていること
SmileCodeでは、インストラクターが子どもと接する際にも**「対人間」として向き合う**ことを重視しています。
- 子ども扱いをしない
- 一人ひとりを「一人の人間」として尊重する
- 小さなやり取りでも丁寧に対応する
こうした取り組みによって、私たちは子どもたちの健やかなコミュニケーション能力の育成を目指しています。
これからもSmileCodeでは、誰に対しても気持ちの良いコミュニケーションが取れるよう、指導を続けていきます。
まとめ
会話の冒頭で否定しないこと。
これはシンプルながら、良好な人間関係を築く上で非常に重要なポイントです。日常の中で少し意識をしてみると、コミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。
SmileCodeの徳増でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。